裏側矯正は日本人に適した治療方法!?

矯正治療世界比較のページにある調査結果から、次のようなことがわかります。

・国内の外国人は、日本人の歯並びが悪いというイメージを持っている人が多い。
・歯並びが、笑顔の印象や、お口の健康を左右するという点で、日本でも高い認識がある。
・上記認識があるにもかかわらず、日本人は矯正治療に対してネガティブなイメージを持っており、海外とは正反対の結果が出ている。
・日本人がなぜ矯正治療にネガティブなイメージを持っているかについては、装置をつけることに対する見た目などの抵抗感があるようです。
・しかし、それでも「目立たない装置があれば治療したい」という結果も出ています。
・目立たない装置があれば治療したい方が多いにもかかわらず、日本では裏側矯正の認知度が低い結果となっています。

どのような矯正装置であれば治療したいか?

調査結果からも、日本人は矯正の必要性については認識しているものの、矯正装置について、「見た目」や「使用感」に不安を抱えていることがわかります。その反面、「裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)」の認知度が低いことがあげられます。

次の調査結果も参考になります。
「どのような矯正装置であれば治療したいか?」について、日本人200人に対して調査した結果、なんと65%の人が「目立たない装置」と答えています。
このことからも、従来の「表側矯正(唇側矯正・ラビアル矯正)」のように、歯の表側に矯正装置を装着するのではなく、矯正装置を歯の裏側(舌側)に装着する「裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)」は「日本人に適した治療法」であるといえます。


裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)を知っている?

日本では、歯並びが、笑顔の印象や、お口の健康を左右するという意識が高い一方で、矯正装置を装着した時の「見た目」や「使用感」に不安があり、矯正治療自体にネガティブなイメージを持っています。しかし、「矯正するなら目立たない装置が良い」という回答が65%もあり、目立たない矯正治療・歯列矯正である「裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)」は、『日本人に適した治療法である』といえるのですが、「裏側矯正の存在を知っている人」は25%程度という結果が出ています。


実は「裏側矯正」は日本で生まれた治療法です

日本人の歯並びや矯正に対する意識からも、日本人に合った矯正治療法といえる「裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)」。この、「裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)」は、実は日本で生まれた矯正治療の方法です。「裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)」1970年代、神奈川歯科大学の藤田欣也博士が開発・実用化した治療法です。
矯正治療があたりまえとなっており、矯正装置を見せることに抵抗のない欧米と比べ、矯正装置をしている姿を他の人に見られることに抵抗がある人が多い日本では、裏側矯正のニーズが特に高い特徴があり、また、そのような背景から、今では、表側矯正(栗ビル側矯正・ラビアル矯正)と変わらないレベルで、難症例も治療できるまでに、装置も技術も進歩しています。