裏側矯正について

裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)とは?

「歯並びが悪いので矯正したいけど、矯正装置が見えるのが気になる・・・」
「職業的に、歯の表側に矯正装置はつけられない・・・」

といった理由から、矯正治療・歯列矯正を躊躇されている方もいらっしゃると思います。そのような方に特に人気のある矯正治療・歯列矯正の方法として「裏側矯正」が今、注目されています。

「裏側矯正」は「舌側矯正(ぜっそくきょうせい)」=「リンガル矯正」=「リンガルブラケット矯正」で、全て同じものをさします。リンガル(lingual)は「舌の」という意味なので、リンガルブラケット矯正(lingual bracket orthodontics)は、舌側のブラケット矯正治療という意味合いです。

裏側矯正では、矯正装置(ブラケットとワイヤーなど)が、従来のブラケット矯正のように歯の表側に装着するのではなく、歯の裏側に装着するので、「矯正装置をつけていることが気付かれにくい」「矯正装置が見えにくい」という大きなメリットがある治療方法です。

矯正装置の違い

表側矯正

従来の表側矯正では、ブラケットとワイヤーを歯の表側に装着します。

裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)

裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)では、ブラケットとワイヤーを歯の裏側(舌側)に装着します。

装着した外見

表側矯正

表側矯正(唇側矯正・ラビアル矯正)はお口が開くと矯正装置を装着していることがわかります。

裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)

裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)では、よほどお口を大きく開かない限り、他人からはわかりづらい特徴があります。

他人の目を気にせず受けられる矯正治療

このように、裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)では、他の人から見た時に、ほとんど矯正装置が目立たないので、他人の目を気にすることなく、矯正治療・歯列矯正を受けることができます。治療期間や効果も、表側矯正とほとんど変わりません。表側矯正と同じく年齢の制限もありません。